ねとねとねとはのねとねと日記

現実と想像とマンガ

バーバリアン"よしだ" その2

罵倒子さんは今日もバーバリアンのために新しい脳を焼いている。 「バーバリイェン、アッタラシ、オミソヨ!」という決め台詞を放ちながら、脳ミソをバーバリアン"よしだ"の頭部に向かって投げる、ということを、ひと昔前はよくやっていた。世間的にも一種の…

バーバリアン"よしだ"

バーバリアン"よしだ"は朝目覚めてすぐ、昨日から暖めておいた脳ミソを頭蓋内に押し込んだ。押し出されるようにして、冷めた脳ミソが逆側から出てくる。ところてんのように。バーバリアン"よしだ"は、野蛮であり、不器用でもあったため、冷めた脳ミソをまた…

現実的な日記12

久しぶりだな。私はねとはだ。 ろくな日々を送っておらず、最近バトルフィールド1を買ってほとんど初めてのFPSをやり散らかしているが、ぜんぜんkillれなくて、deathってばかりで、だんだんムカつくばかりだが、きっと続けていれば、上手になっていずれ気持…

現実的な日記11

完全にやらかしてしまった。 便所が詰まったのだ。 いや違う、便所じゃない。便器が詰まったのだ。 現世の日本人は、大きく2つに分けることができるという。 すなわち、便所紙を少なめに使う人間と、そうでは無い人間だ。 私は後者に分類される人間だ。 だ…

モンキー伯爵とは何なのか①

モンキー伯爵の一日は、ツッパリから始まる。 アパート暮らしの伯爵の部屋の壁は、今やもろい。無論、最初はもろくなかった。が、伯爵が壁に向かって毎日ツッパリを行っていたせいで、今ではヒビが入っている。もうじき、壁は崩れるだろう。隣の部屋の住人は…

現実的な日記10

疲れ疲れのオ味噌はジュンジュン。 行きはよいよい、帰りはぐそぐそ。 疲れを癒すは信仰心。 アヒル教。 ピーちゃん、今日も今日とて疲れた脳。 「ピー、ピィピィ」 どうしたら疲れがとれるか脳。 「ピィー、ピィピィ」 なるほど、漫画読んでジュンジュン。 …

漫画ゾンビ①

漫画ゾンビの大群がショッピングモールに押し寄せてくる。 上から眺めると、その群れは、皮膚を剥いだ下にある、トウモロコシのような皮下脂肪の塊のようにも見えた。真っ黄色に染まった漫画ゾンビたちは、まだ足らない、まだ足らない、と口々に唱え続けてい…

現実的な日記9

ご機嫌なアヒルが3羽、ソファーの上に陣取っている昼下がり。ニーアオートマタのサントラを聴きながら過ごす昼下がり。パン屋のパン食べ、物憂げなそぶりを孤独にしてみせる昼下がり。 少し穴のことを考えてみる。 穴の下と上がつながっていたら? 小さい穴…

ドブリンゴ

ぷかぷかと、沢山のドブリンゴが銀の川の上を彷徨っている。 しゃりしゃりと、砂糖烏が熱線の上で、さっき攫ってきたばかりのドブリンゴを食い潰そうとしている。 ぎりりと、夢魔が弓を引いて砂糖烏を撃ち落そうと、大型赤ポストの陰から狙いを定めている。 …

漫トロピー⑪

4月4日。一番最初に新入生が来てくれた日だから、当時のことは比較的鮮明に記憶に残っている。 私と渡来僧天国(HN)とで出町柳駅まで、事前に連絡をくれていた一人の女性を迎えに行き、当時の活動拠点であった「ルネ」に戻った。すると、わんだ(HN)と見知らぬ…

漫トロピー⑩

作ったビラを配るのは4月になる。京大の場合は、健康診断の時に配るのが通例である。以降は、授業が行われる教室の机の上に置くとか、共用掲示板に張り出すとか、まぁそれくらい。 しかし、まだ時は3月。3月にできる、勧誘のタイミングとは何か。それは、…

NieR:Automata [ニーアオートマタ] レビュー (シナリオのネタバレ無し)

綺麗なお姉さんのお尻は好きですか? その答えが「はい」でも「いいえ」でも、多くのあなた方は『ニーアオートマタ』をプレイした方が良いだろう。ドチャクソに面白かった。どのくらい面白かったかというと、「これほどまでに卑しいわたくしめごときがこんな…

現実的な日記8

!! caution !! 本日の現実的な日記は、いつもの現実的な日記と比較し、より現実的な日記になっています。普段の現実的な日記をご所望であれば、尻尾と尻を振りながら脱兎のごとく逃げるが良い。。。ここは記録の場。アーカイブ・スペース。 ・・・・・・・・…

『Horizon Zero Dawn』クリア後レビュー(シナリオのネタバレは無し)

一応クリアしました。まだそんなにやりこみ要素はやってないけど、そんなに量も無さそう。ただ、今後さらに追加される見込みはありそう。 ゲーム開始数時間の時点ではベタ誉めの勢いだったけど、一通りのストーリーを終えてみると、感想はまた違ったものにな…

漫トロピー⑨

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ~これまでのあらすじ~ 私の名はねとは。漫画を読むことに人生の意義を見出す種類の人間である。 ときは大学の3回生時。周りにはあまりその種の人間がおらず、そうい…

くそまんがの唄

きみはこんなこんな くそまんがを描いてはいけないよ ぼくはしってる きみがこんなこんなくそまんがを 描きたくて描いてるのではないってことを でもけっかてきにくそまんがに なってしまっているということを ぼくはざんねんに思わずにはいられないんだよ …

『ミザントロープな彼女』連載終了の蓋然性について

本日は3月7日。 good! アフタヌーンの発売日であるな? まずそこから始めよう。その通り、発売日なことは確実だ。 そして、そのgood! アフタヌーンに『ミザントロープな彼女』は掲載されているな? その通り、掲載されていることは確実だ。 お前はその掲載…

現実的な日記7

チャイムの音が鳴った。 ドアを開けると、ピーちゃんが立っていた。 「ピー、ピィピィ、ピピピッ」 チャイムの音が鳴った。 ドアを開けると、ピュイちゃんが立っていた。 「ピュイ? ピュイピュイ……ピュピュイ!」 チャイムの音が鳴った。 ドアを開けると、…

ねとはとは何なのか④

ねとはとは何なのか① - ねとねとねとはのねとねと日記 ねとはとは何なのか② - ねとねとねとはのねとねと日記 ねとはとは何なのか③ - ねとねとねとはのねとねと日記 --------------------------------------------------------------------------------------…

衿沢世衣子『うちのクラスの女子がヤバい』 :レビュー(未読者向け ネタバレ無しver.)

日常と非日常の巧みなる同居 オススメ ★★★★ 漫画を読むとき、何を求める? リアリスティックな日常? ファンタジックな非日常? その両者がこの作品には混在している。それも自然なバランスで。見事な塩梅で調和して。 ーーこの高校の1年1組は少しばかり特…

「それ町」の完結。髄液の氾濫。目から涙。

『それでも町は廻っている』が連載として完結したのは2016年10月末。「漫画トロピーク」のランキング対象期間ギリギリであったため、完結枠として、僕は自分のランキングの11位に入れた。そして昨日、2月14日に、最終巻である第16巻、及び公式ガイドブック『…

米代恭『あげくの果てのカノン』 :レビュー(既読者及び全然興味無かった人向け 少々ネタバレ有りver.)

人間の同一性に対してどう向き合うか オススメ ★★★★ ネタバレ無しver.から書こうと思っていたが、既に十分話題作な上、ときどき取り上げられ方に疑問がある漫画だったので、ネタバレ少々有りver.から書こうと考えた次第である。なお、2巻の範囲までのレビュ…

現実的な日記6

腐敗臭を漂わせつつ、僕は漫画を読み続けているし、世のミームにも侵され続けている。 明らかに「わーい!」「すごーい!」などという言葉を発する回数が増えた。 本来的に、こんな語彙力を下げかねないワードの乱発を避けたいのに。 つい「すごーい!」と言…

現実的な日記5

実を言うと、3匹目のアヒルはとっくに顕現している。 ピーちゃん、ピッピちゃん、とくれば? そりゃあ、ピュイちゃんDANE。 不慣れな新しき環境。その道5年のピーちゃんに教育係をお任せよ。 けれど全く役に立たない。 ピーちゃんはピーピー言うだけだし、…

思春期のUFO

「こんな大金、うちには無いわよ!」 帰宅したばかりの父を前にして、紙切れを持った母が喚いている。 「でも、悪気があってやったわけではないんだからさ…」 まだスーツ姿から着替えてもいない父は、うんざりしたように反論する。けれど会話は噛み合ってい…

灰色

紫色で照らされた肌が妖しく光り、僕を見て強烈な笑顔を形作る。 その視線は僕の中のすべてを見通すようで、身体が熱い。 灰色の自転車を引き連れて歩き出す。でもどうして。自転車を僕と君との間に挟むの。 きっとそのもどかしさを、君は味わっているんだろ…

NOBEL『妄想テレパシー』 レビュー:(未読者向け ネタバレ無しver.)

twitter媒体からの新境地 オススメ ★★★★ 他人の心の声が聞き取れる、という設定は、フィクションの世界において、かなりありふれている。いわゆるテレパシーと呼ばれる能力。それを物語内で、”外面的”にフォーカスを当てた場合、たとえば能力を利用して事件…

ミウラタダヒロ『ゆらぎ荘の幽奈さん』 レビュー:(未読者向け ネタバレ無しver.)

侮れない・舐められない オススメ ★★★☆ 箸休め的にこの漫画のレビューをしておこう。 一応言っておくと、もちろん、天下のおジャンプ様お抱えのご漫画様であるところのラブコメである。どうせジャンプの中でのエロ担当枠だろう、とか、そこのあなた、舐めた…

脇田茜『ライアーバード』 レビュー:(未読者向け ネタバレ無しver.)

未熟な青年と少女の、歌とギターを通じた成長譚 <ボーイミーツガール> オススメ ★★★★ 巷には音楽をテーマとした漫画が山のようにある。 それらの多くの作品は、仲間との絆や周りからの評価を得て、少しずつ大きな世界に羽ばたいていき、結果的にはそういった…

厘のミキ『ミザントロープな彼女』:詳細レビュー <第10話を中心に> (既読者向け ネタバレ有りver.)

<未読者はこちらをどうぞ 厘のミキ『ミザントロープな彼女』:レビュー (未読者向け ネタバレ無しver.) - ねとねとねとはのねとねと日記> 本稿は、第2巻までの既読者向けである。未単行本化分については触れていない。 ここでは、物語の大きな転換点となる…

厘のミキ『ミザントロープな彼女』:レビュー (未読者向け ネタバレ無しver.)

異色ラブコメの傑作 オススメ ★★★★★ <本稿は未読者向けです。2巻までの既読者はこちらのレビューをどうぞ 厘のミキ『ミザントロープな彼女』:詳細レビュー <第10話を中心に> (既読者向け ネタバレ有りver.) - ねとねとねとはのねとねと日記> 傑作である。…

ポール教授の興味深い一日

ポール教授はもちろんパジャマを着て寝る。少々独特なのは、フワフワ帽子もかぶっていることだろう。このことに特に意味は無く、幼い頃からの習慣だ。 昨晩も教授は自室のベッドで熟睡していた。が、突如覚醒した。脳裏に熱いマグマが滾った。そのマグマとは…

2016年 ねとは漫画ランキング 30作品

前投稿で、自分が『漫画トロピーク』というサークルに所属していることを表明した。 それで、このブログでちょいちょい漫画評をしていきたいと思っているのだけれど、その足がかりとして、僕が投稿した、漫画トロピークの2016年・個人ランキングを公開してお…

『漫トロピー』と『漫画トロピーク』

これまでこのブログにおいて、京大のサークル、『京大漫トロピー』の結成までの経緯を紹介してきた。 今後ゆっくり、始動後から軌道に乗るまでのアレコレを書いていきたいと思うが、その前に、ある程度、タイトルの2つのサークルの概略をご紹介しておきたい…

漫トロピー⑧ 《漫トロピー結成篇 了》

ルネにて。 まず彼、Mに、メールでは伝えきれなかった、細かな僕の考えを伝えることから始めた。 改めて、漫画読みサークルが京大には存在しないこと、無ければ作ればええやろという発想に至ったこと、それを我々から始めようということ、そして、東大にはそ…

漫トロピー⑦

東大の漫画読みサークル「TMR」。 彼ら彼女らの冊子を読み終えたとき、様々な感情が湧いた。 「すごい」「羨ましい」「悔しい」。そして「ナンデ?」。 僕は精神的ジジイへとメタ擬人化し、エアお孫に脳内で話しかけられた。 「ねぇおジイちゃん、東大にはこ…

漫トロピー⑥

時は2007年の年末に移る。冬コミである。 ここでも記憶ははっきりしないのだが、それまであまりコミケというものに足を運んだことは無かったと思う。むしろこの時が初参加だったかもしれない。 特にお目当ての同人誌があったというわけでも無いのだが、例に…

『ファイナルファンタジー15』 → ウィッチャー3 → ペルソナ5

ねとはは今現在腐っている。臭いに敏感な人間なら、喫茶店の隣の席くらいからなら察知できるかもしれないくらいの微妙な腐臭を漂わしている。ああ、甘い香りにいつの日か変わることを、期待するばかりよ。 そんな風に期待するばかりで、上記のゲームをやって…

ファイナルファンタジー15 → 『ウィッチャー3』 → ペルソナ5

ねとはは今現在腐っている。熟成したいなぁ。しかしさしあたり腐るのだ。哀れな。 腐っている間上記のゲームをやっていたし、今後も積みゲーをやるだろう。でも漫画も本も読まないといけない。神よ。 それで、ペルソナの前はウィッチャーをやっていた。ウィ…

ファイナルファンタジー15 → ウィッチャー3 → 『ペルソナ5』

今現在ねとはは腐っている。発酵できたらシメたものだが、さしあたり腐っている。 腐っている間は上記のゲームをやっていた。ちょうど今ペルソナ5を全クリしたところである。 まずペルソナの話。4までプレイしたことなくて、初めて手を出した。 めちゃくち…

ねとはへの100の質問 その②

51.思春期によく読んでいた作家は? マイクル・クライトン。スティーブン・キング。トマス・H・クック。星新一。 52.言外は好きですか? 基本的に嫌いですが、憧れがあります。 53.こいつには勝てねぇな、という存在は? FF5のオメガ。 54.それでも戦わなけ…

ねとはへの100の質問 その①

モンキー伯爵のインタビューは全くもって役に立たなかったため、天の声に100の質問をして頂くこととした。これでねとはのことを少しでも皆に理解してもらえるかもしれない。期待しよう。 1.好きな御神体は? ウマでしょうか。 2.好きなTV番組は? ほとんど…

ねとはとは何なのか③

昼下がりのスターバックス。カフェーと談話で賑わう客たち。キャッキャ。ウフフ。 しかし伯爵の存在に次第に彼女たちは気づき始めたらしく、恐怖の輪が広がっていく様を僕は肌で感じた。 「席を取っておいてください。ああ、コーヒーは私のおごりですよ。何…

映画『明日、君がいない』

くたばりもそこそこなので、『明日、君がいない』を観た。 前々から観たいと思っていたが、時期を逸していた。 積ん読みたいなものだ。積ん・なんたら。積ん・概念。 基本的に僕は前田有一は信用している。この映画も97点を付けられてたし、それで観たいと思…

現実的な日記4

気管支炎でくたばっていた。 今もややくたばっている。 インフルエンザだと思っていたら、それにしては不自然なくらい、症状が続いていた。 39度を超えるときつい。超えなくてもきついが。寒気が。倦怠感が。襲い来る。 神よ。 なぜ私にかような試練をお与え…

ねとはとは何なのか②

スターバックスまでの道中、モンキー・クリストファー・ジョンソン伯爵は、自身の仕事の内容について語ってくれた。 「四肢を切り離すところから始めるんですよ」 表情一つ変えずに、伯爵は話し始めた。 「もちろん、生きた猿です。捕獲されてからすぐにキッ…

漫トロピー⑤

彼とは高校の同級生だった。だから初めて会ったのは、”多分”高校の時である。なぜ”多分”かというと、高校の同級生だったけれど、当時喋った記憶が特に無いのだ。どこかで喋った可能性はあるが、喋ってない可能性も同じくらいにはあった。 そして彼と初めて確…

ねとはとは何なのか①

本ブログを運営している、ねとはとは何者なのか。 今回、たまたま道端で出会った、モンキー・クリストファー・ジョンソン伯爵にインタビューをして頂く機会があったので、その記録を掲載させて頂く。 モンキー伯爵は、関西のとあるセントラルキッチンにて、…

漫トロピー④

そこはキャンパスの中でも出店が最も多く立ち並ぶ、中央グラウンドの中だった。 確か”お祭り広場”みたいな学祭限定の名称を持つ広場だったと思うが、四辺にまんべんなく、やれタコ焼きやら、やれインドカリーやら、やれ特製ギョーザやら、やれ占い屋さんやら…

漫トロピー③

なんやかんやで、僕は学年として、3回生に上がっていた。年にして、2007年のことだった。 どこか大学内に、漫画を読む専門のサークルが無いものかと、掲示板の張り紙を見て回ったり、ネットの書き込みを探してみたりなどをして、ウロウロと日々を過ごしてい…