現実的な日記2
朝。枕の横にはニワトリがいる。
ニワトリは笑っている。永遠に。
起きる。冷蔵庫を開ける。取り出して飲む。
座る。人差し指を押し込む。観る。押し込む。消す。
寝る。
昼。枕の横にはニワトリがいる。
ニワトリの笑顔は剥がれない。永久に。
起きる。冷蔵庫を開ける。取り出して食べる。
座る。全ての指を押し込む。観る。押し込み続ける。消さない。
寝ない。
夕方。外に出る。
立つ。読む。
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マガジンの新連載の『川柳少女』は良いキャラを開発できて偉いなぁと思った。
ギャグも滑ってなかったし、話のテンポも良かったし、ヤッタネ。作画も前作みたいにゴチャついてなかったし。面白かった。
vector ball は、今週の話は、物語の要素を既存の方程式に代入した結果みたいなもので、つまり予定調和だった。
他いくつか読んでるけど、何読んだか忘れた。
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歩く。降りる。歩く。買う。戻る。昇る。歩く。買う。
疲れる。
しかしその疲れが自尊心につながるのだ。疲れを知れ!
帰る。
行って、帰る。
これすなわち、物語の基本の一つなり。
そして僕は全ての指を押し込むのだ。