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現実と想像とマンガ

現実的な日記8

!! caution !!

本日の現実的な日記は、いつもの現実的な日記と比較し、より現実的な日記になっています。普段の現実的な日記をご所望であれば、尻尾と尻を振りながら脱兎のごとく逃げるが良い。。。ここは記録の場。アーカイブ・スペース。

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昨日は出席したのさ。結婚式にさ。良く知ってる二人だったのさ。なんせ、漫トロの申し子たちだからさ……。いろんな感情が揺り動かされたさ。お味噌シェイクシェイクよ。さぁ、問題の無い範囲内で事実を書こうじゃないか。

 

朝起きる。当たり前だ。起きない朝など無い。嘘だ。朝起きない時もある。しかし昨日は朝起きた。我々はサプライズをする必要があった。そのリハーサルもあるので、早めに式場へと足を向けた。道中は電車だ。そして私は白いネクタイに白いハンカチのイデタチだ。どこからどうみても、冠婚葬祭のコンに当たる姿だ。車内に他にそんな姿の人間はいない。私は選ばれし特別な人間なのだ。おお、傲慢なネトハよ……・

 

会場に着いた。サプライズは複数名で行う。フラッシュモブだ。wikipediaを見てみると、「問題点」なる項目がある。読んでみると、怖いことが書いてある。見なかったことにしよう。さて予行演習だ。どう考えてもうまくいく。司会の女性も、goodですよ、みたいなこと言ってくれたし。私は選ばれし特別な人間なのだ。おお、傲慢なネトハよ……。

 

受付も兼任していたので、受付を行う。二人一組で新郎担当だ。チームプレイが要求される。私はチームプレイが不得意だ。しかし受付は華麗にこなさなければならない。それが務めというものだ。私は腕、ならびに、口を動かした。その手腕は遺憾なく発揮された。おいおい、私は特別な人間にもほどがあるだろ。傲慢なネトハめ。

 

受付は一旦終了。後輩が遅刻のため、また後で受付をやり直さないといけない。その遅れっぷりは、ウォシュレットで肛門を洗浄したあとに、えっ、まだ便が残ってたの? といわんばかりの、遅れグソっぷりだ。嘘だ。ちょっと言いすぎた。傷つかないでくれよ、もしもこれを読んでいる後輩よ。肛門と言えば、この日、友人が良い慣用句を発明してくれた。いわく、肛門は汚くないのだと。では、この世で肛門が汚くないというならば、何が汚いのか? いわく、それは「裏切り」であろうと。「裏切りは肛門より汚い」。良いことわざだ……。毎日使おう……。

 

パンパカパーンな雰囲気の元、挙式が始まる。新郎が入場する……。その姿は、戦う男だ。立派な戦士に育った。彼は漢なのだ。そしてその後、新婦が入場する……。その姿は、赴く女性だ。彼女は、戦士に寄り添う女なのだ。そして二人は結ばれる。おお、神々しきことこの上無し。シャインあふれるその眩しさよ……。

 

遅れグソの後輩のログインが終了した後、お待ちかねの披露宴が始まる。グヘヘ、料理をたんまりと食わせていただくぜ……。バカ! ネトハ! 料理がメインなんじゃないだろう。料理はサブだ。添え物だ。もちろん酒もだ。メインは、あのTAKASAGOに腰掛ける二人では無いか……。

 

漫トロ関連グループは同じテーブルに席を用意されていた。ひとりひとりにメッセージカードも書いてある。それぞれのメッセージが書かれた時の状況を想像すると、小宇宙のビッグバンが脳裏に浮かぶ。そうか、結婚式とビッグバンは、似て非なるアナルだったのか……。

 

スピーチ、乾杯のあいさつが終わり、いの一番に我々のテーブル軍団が、写真撮りにTAKASAGOに赴く。我々が最初に行かずして、だれが最初に行くのか。これは傲慢では無い。ビッグバンなのだ。わかるか。わからないだろう。俺もよくわからん。だが何はともあれ、コスモなのだ。違いねぇ。

 

おいおい、我らの友人代表が、スピーチをおっぱじめやがったぜ。半分予定調和、半分アドリブの、混合力は遺憾なく発揮され、素晴らしいスピーチと相成った。湧く会場。湧く披露宴。湧く夫婦。おいおい、”湧きパ”とはこのことかよ……。ワッキーパかよ……。

 

ケーキカットも、あったね。新婦がでっかいスプーンでケーキをえぐるのも、ベタだけど盛り上がる。この世には必要の無いベタと、必要性のあるベタとがある。今回は後者だ。ワッキーパここに極まれり。湧き湧き、湧き湧き……。

 

お色直しも? プロフィールビデオも? 我々の心臓を通り過ぎて行った。漫トロの写真がたくさんあったのは嬉しかった。その中には故人とのツーショットもあったりして、ちょっと、感極まるものがあった。名状しがたき感情がお味噌をシェイクする。

 

お色直しも終了すると、ほぉら、フラッシュモブだぜ。ゲヘヘ。狂乱する私。友人。新婦。感極まる新郎。めでたい。ワッキーパだ。うーむ、ワッキーパ言い過ぎて胃もたれしてきた。もうワッキーパとか言いません。盛り上がったとか単純に言えば良いだろう。傲慢なるネトハめ。

 

なんやかや、なんやかや。新婦友人からのお祝いVTRとかも挟みつつ、物語は終盤へ。必要性のあるベタであるところの、新婦からの手紙を読んだり。最後に新郎側からの挨拶があったり。感極まる新郎を見て、感極まる列席者たち。これこそがワッキーパなのだ。

 

おいおい、もう披露宴終わったのかよ。短すぎだろ。楽しい時間はあっという間に過ぎる。お腹も知らぬまにパンパン。「もうお腹パンパンだよォ」。そして宴は終わる。嘘だ。まだ終わらない。二次会がある。会場へと足を向ける一同。より大きな物語の渦へと、皆で侵入していくのだ。スウィート・エクスペリエンス。芳醇な日本酒で溺れよ。

 

日本酒の鏡開きから始まる二次会。半立席パーティ。パーリナイ。狂乱する一同。祝福の雄叫びが飛び交う。そこは祝いの戦場なのだ。コングラッチュレーション!! 卒業以来、顔を合わせていなかった旧知の友人や後輩たちも戦いに参加していて、こういうのも、結婚式の良いところDANE。そうじゃない?

 

始まるビンゴ。当たる私。おいおい、私は特別な人間にもほどがあるだろう。傲慢になりつつ、もらった景品はオシャンティなシャシンシュウ。同時に当たった友人は松坂牛。ほう。しかし羨ましくはないぞ。だって、食べたらなくなっちゃうもんね。牛はね。シャシンシュウは食べられないからね。食いたければ食ってみるがいい……。

 

そのあとは幹事と新郎からの余興。サプライズ込み。彼の人柄と趣味と得意分野が、錯綜そして混成し、この世で一つのシェイプ・オブ・ラブ、爆誕。ビーハッピー、フォーエバー……。

 

二次会も終わると、三次会は我らの元活動拠点へと移動。懐かしき空間。ある意味で二人の愛を育んだ場所? 本日の物語は終盤へ。率直に言って、この拠点は、綺麗な場所とは言えない。だが、それは問題では無い。ここは、古きと新しき、そして未来が折り重なる、聖なる空間。物語の終局にふさわしき環境。最後にここぞとばかりに爆発する一同。煮え滾った光景。そこにはサイコエネルギーの波動が満ち満ちていた……。

 

おめでとう、お二人。幸せそうでした。ご招待ありがとう。末長く、お幸せに。