ねとねとねとはのねとねと日記

現実と想像とマンガ

『ミザントロープな彼女』連載終了の蓋然性について

本日は3月7日。

good! アフタヌーンの発売日であるな?

まずそこから始めよう。その通り、発売日なことは確実だ。

そして、そのgood! アフタヌーンに『ミザントロープな彼女』は掲載されているな?

その通り、掲載されていることは確実だ。

お前はその掲載話を読んだな?

よろしい、読んだとしよう。

 

さて、その最終ページには何と書いてあったか、読むことができたか?

まずお前は「文字を読むことができる人間である」と仮定しよう。

その仮定に基づき、その字を解読してみることにしよう。

 

ミザントロープな彼女/おわり

ご愛読ありがとうございました!

厘の先生の次回作にご期待ください。

 

と書いてあるように見える。

ここで様々な可能性が発生するのがお前にも分かるはずだ。

 

① お前は本当は字が読めない

→これほどユニークでハイセンスなオモシロ漫画であるところの『ミザントロープな彼女』が突然連載終了するのは少々考えにくい。おっと、言い過ぎたな。突然連載終了するのは全く考えられない。よって、お前は文字の認識に過ちが生じている。

→だがこれは矛盾だ。文字が読めなければ、そもそもオモシロ漫画じたいを読むことができないではないか。

→やむなくこの可能性は棄却することにする。

 

②お前は字が読むことができるが、今回に限り、脳内で誤った処理が為された

→本当は全く違う文言が書かれているのに、白昼夢にお前は侵されている。やれやれ、このブラックな社会でお前は疲れすぎているらしい。これほどユニークかつハイセンスかつオモシロ漫画であるところの『ミザントロープな彼女』が突然連載するのは少々考えづらい。もとい。全く考えられない。よってお前は疲れすぎている。しっかり睡眠を摂った方が良い。母なる食事も摂れ。牛乳も飲め。

→この可能性は棄却できない。次号のgood! アフタヌーンにも『ミザントロープな彼女』は掲載されているかもしれない。

 

③お前は脳内でも正しい処理をした。ただし、違う世界線に迷いこんでいる

→元いた世界では連載が続いているのに、お前がブラックな社会で少々疲れすぎたせいで、闇に飲み込まれ、パラレルワールドに迷い込み、まるで悪夢のように『ミザントロープな彼女』が連載終了してしまった事実を目撃してしまっている。

→この場合は、元いた世界に何としても戻らなければならない。この世界においては連載終了してしまったことは事実だ。その現実を重く受け止めた上で、帰還することを目指した方が良い。私は喜んで協力する。

 

④お前は正しい処理をしているし、世界も同じ姿を保ち続けている。しかし、何らかの手違いで、文字が改変されてしまっている。

→編集者か印刷業者が間違えたか、はたまた作者自身が書き間違えたか。どの工程で過ちが生じたかは判然としないが、ともかく、何か手違いがおこっているのだ。

→この可能性は棄却できない。次号を待とう。これ以上は何も言えない。

 

⑤何も間違っていない。文字も正しい。

→オアアアアアアアア

 

オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

オッ

 

オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

オッオッ

 

オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

⑥我々は幸せな人生を送っている

→このブラックな現代社会において、ココロのオアシスであるところの超絶オモシロ漫画であるところの『ミザントロープな彼女』を毎月読めるのは、本当に幸せなことだなぁ。幸せだ。幸せだなぁ。ありがとう、ありがとう!

 

オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

⑦我々は前向きに生きねばならない。

→このブラックな現代社会において、オアシスは蜃気楼だ。漫画を読めなくても生きていかねばならない。それが人生だ。人間だ。社会だ。生物だ。地球だ。宇宙だ。全てはあるべきところにあり、収まるべきところに収まる。

 

⑧ピーちゃん、今日も元気だね!

→アヒルのピーちゃんは今日も元気! ピーピーうるさいゾ、まったくぅ。しょうがないやつだなァ。よしよし、ナデナデしてあげようネ。

 

オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

⑨最終巻で書き下ろしがあるらしい

広告のページにそう書いてある。うん。あと二ヶ月先に単行本が発売されるらしいぜ。二ヶ月も期間があれば、きっとすごい書き下ろしだよ。違いねぇ。

 

オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

 

⑩お前はそれでも生きていかねばならない

→人生は過酷だ。イニシエーションの連続だ。

→生きねば。

 

⑪オアアアアアアアアアアアオアアアアアアアアアアアアアアアアア