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ねとねとねとはのねとねと日記

現実と想像とマンガ

漫トロピー①

「あの時」。「しなければ良かった」こと。「して良かった」こと。人生を今、振り返ってみるとして、どちらの方が多いだろう? もちろん答えは人によって様々だろうけれど、一般的には、どちらかというと前者の方が多い気はする。往々にして、人は良い結果よ…

現実的な日記2

朝。枕の横にはニワトリがいる。 ニワトリは笑っている。永遠に。 起きる。冷蔵庫を開ける。取り出して飲む。 座る。人差し指を押し込む。観る。押し込む。消す。 寝る。 昼。枕の横にはニワトリがいる。 ニワトリの笑顔は剥がれない。永久に。 起きる。冷蔵…

銀色

凍りつくということは、あらゆる客体が受動性を受け入れるということ。 溶けていればきっと、川辺に佇む彼女の黒い髪は風になびき、スカートは揺れる。ほどよい冷気が頬を紅く染め上げ、気付かないくらいに身を縮こませる。僕の集中は彼女と彼女をとりまく世…

現実的な日記

毎朝目を覚ますと僕の顔の前には、同じ顔をしたウマが四匹いる。 ウマの名前は「ウマちゃん」「モモちゃん」「第三のウマ」「野生のウマ」だ。 鳴き声は全匹同じで、毎朝毎晩、ウマウマ鳴く。当然、今朝方もそろってウマウマウマウマ、鳴いていた。 加えて二…

ムラサキ

紫色の空に緑の太陽が輝き、毒々しさにまみれた川沿いの道を僕は従姉妹の伊都ちゃんと一緒に下校している。 徒歩の僕に合わせて自転車を押していた彼女はふと、土手のドクダミに心を奪われ、摘み始める。 ドクダミに夢中な彼女の首筋に浮かぶ紅色のホクロに…

ねとねと日記

昼起きるとアヒルのピーちゃんがピーピー鳴いていたし、アヒルのピッピちゃんもピッピピッピ囀っていたものだから、世の中だとか社会だとかにはびこる、不安を惹起させる魑魅魍魎に対して、少しずつでも立ち向かっていかなければな。 そう思ったから、ねとね…